口演出来る喜び

コロナ禍で活動の場を失った若手噺家のためのグラウンドファンデングの企画に
参加させて頂きました。
二ツ目昇進から3年以内の、総勢60名近くの噺家が対象でした。
我々は出資してくださった支援者さまに
落語一席を収録で披露します。

私は師匠・市馬に教わった「竹の水仙」を選択。
高座にかけたのは三度目でまだまだの出来ですが、
名人にまつわる噺で現時点の自分が表れれば良いなぁと思ってやりました。

7日は、二ツ目になって初めての
横浜にぎわい座寄席への出演。

口演出来る機会が有難いです。
NHKのドキュメンタリー番組において
小三治師匠も感じていたという
コロナの影響で高座に上がれない期間の後、
落語が以前のように出来るか。

私のキャリアと小三治師匠では
違い過ぎますが!
あんな名人であっても
喋っていない不安があるというのです。

一生稽古とはいったもので、
稽古といっても壁に向かっているだけでなく
人に向けての語りかけ、
そこで、心が動いたり、動かされたりする
それが稽古なのですね。

前座さんからトリの一之輔師匠まで勉強させて頂き
落語って面白いなぁ、と心が動きました。
聴いても、喋っても面白いけど、
喋りの面白さは格別であります。